選べないなら選ばない

私はプライベートで文章を書くことが多い。現状ではネットを利用するなら文字を中心としたやりとりになってしまうのは当然のことだろう。(最近は画像を共有してホワイトボードの様に利用できたり音声でのやりとりもできるが、利用の中心には至っていない。)仕事で報告書を書いたりするときにはワードを使っているが、個人が文章を書くときにワードの機能が必要かというと非常に疑問だ。報告書とか論文とかで無い限りはプレーンテキストかhtmlの方がいじりやすくて再利用性も高い。文章を検索するためだけにCOMを使うなんてナンセンスだ。このブログも現状ではひとつの記事がひとつのファイルになっているhtmlであり、必要ならば大抵の形式に変更できる。Paul Graham氏の"What You'll Wish You'd Known"という文章のなかにはこのような文章がある。

In the graduation-speech approach, you decide where you want to be in twenty years, and then ask: what should I do now to get there? I propose instead that you don't commit to anything in the future, but just look at the options available now, and choose those that will give you the most promising range of options afterward.(卒業演説方式では、きみはまず20年後にどうなりたいかを決めて、次にそこに至るには今何をすればいい、と考える。ぼくが提案するのは逆に、将来のことは一切決めないでおいて、今ある選択肢を見て、良さそうな選択肢がより増えるものを選ぶってことだ。)

これにはに非常に共感した。考えてみると、そのようなアルゴリズムを備えたボードゲーム用の人工知能は実際に充分に強い。未来を予測することは大切だが、予測しきれない場合には余地を残すというのも選択肢のひとつとして有用であると思う。
全文は以下のサイトで読むことができるので関心がある人は読んでみるといいかも。
http://www.paulgraham.com/hs.html