日記

ブログの普及はかなり急激だ。日本でのブログの普及率はかなり高い。しかし、短文で内容が薄い記事が多く、件数だけでカウントしても実情は見えないという説もある。
「ログ」という語は「日誌」の意味だ。微妙なニュアンスがあるので直訳するのは妥当でないかもしれないが、いずれにせよ記録としての意味合いが強い。とは言え、もはやブログという言葉は独立した語であるし、正確な定義があるわけでもない。実質的には日付を単位として更新される文章(あるいはシステム)全般のことと解釈すべきだろう。
それでも日記と日誌の違いを私なりの表現で言い換えよう。日記は「書くもの」で、日誌は「読ませるもの」だ。(根拠はない。私の感覚ではこう理解されているというだけ。)つまり、読み手を意識するかどうかという点で違うということ。ここで言う読み手は不特定多数を意味する。仲間内だけを意識するならそれは日誌というより交換日記だ。
そういった視点から見ると、ブログの多くは日記的であるように見える。自分自身の文章を見てもやはりこれは日記だと思う。自分で定義して自分で分類してる自己満足っぷりが特に。
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