コメント

ブログには記事に対してコメントすることが出来るようになっている場合がある。RSS等のウェブフィードにはコメントを含まない場合が多いので、それだけで読んでいると対話が活発な場合には流れを追えない。コメントもフィードに含めるべきだ。そういえば、tDiaryの作者がコメントは記事の一部だとどこかで書いていたと思う。もちろん、あまりにもコメントが多い場合等では適宜考慮する必要はあるが。
それなりのメーラでは記事に対する返信は元記事の子要素としてスレッド形式で読めるようになっている。ウェブフィードでもそういった方式でコメントを読めるとよいのではないかと思う。ウェブフィードの規格の中でもAtomは記事の親子関係を表現する方法を元々持っているし、RSSでもモジュールという形で名前空間を拡張することができるのだから、それほど難しいことというわけでもないだろう。
ここで少し話は変わるが、私はここで「ウェブフィード」という言葉を使った。マイクロソフトIE7にこの用語を導入したことに少なからず批判はあったが、特定の技術を表わすRSS等よりもずっと使いやすい言葉であると私は考えている。RSSだけでも0.9と1.0と2.0があり、更にAtomも登場した上、それらが微妙に違う理念を持っている状況の中でもっと抽象的な概念としての一般名詞は必要だと思う次第である。
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