Visual C++ 2005 Express Edition

ここ何年かはプログラミング環境はgccを中心にしていた。それと言うのも真っ当なC++コンパイラで無償で手に入るものというと選択肢はそう多くなく、また、オープンソースなソフトウェアの多くはgccでのコンパイルを想定しているものの方が多いという判断からだ。Borland C++やWatcom C++といった選択肢もあるが、今となっては古臭いと言わざるを得ない。Digital MarsもC++には今一つ本気では無いような雰囲気がある。
だが、先日述べたように、COM(というかOLE)を扱おうと思うと開発環境の支援が無いことにはどうにも面倒でかなわない。そんな理由からVisual C++ 2005 Express Editionを導入した。オープンソースマガジン2006年3月号の付録CDとして収録されていたのを使った。更に私の目的のためにはPSDKも必要だったので、マイクロソフトのサイトにある通りの手順で導入。念のため参考にしたページのURLをメモしておく。
http://www.microsoft.com/japan/msdn/vstudio/express/visualc/usingpsdk/
いずれC++は主流の座からは消えるだろう。だが、当面はC++の流れをくむものが主流であることに変りない。例えばC#だ。今後、それらに手を出すことを考えればマイクロソフトの統合環境に慣れておくのも一興というもの。
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