親指でシフトキー

私はemacsでの日本語入力はskkを使っている。emacs-lispのみで実装されているのでインストールが手軽であったり、linuxとwindowsで同じものが使えたり、なによりストレスの少ない日本語入力システムだからだ。
だが、skkを支持する人達も不満が無いわけではない。「長文を書いていると小指が痛くなる」というのは良く聞かれる意見だ。emacs使いはコントロールキーを頻繁に押すので小指を使うのには慣れているはずだろうと思うがシフトキーはどうも押し難い。コントロールキー(Aの左)を押すときはちょうど小指で押すのに自然な位置だけども、シフトを押すときはかなり関節を曲げているからだと思う。システムとしては良くても物理的な配置で不満が残るのではもったいない話だ。
そこで私は考えた。小指が痛いなら親指を使えばいいじゃない!
スペースキーのすぐ左にある無変換キーを使うことが滅多にないことに目を付けて、これにシフトを割当ててみた。まだちょっと慣れないが、Zの左よりはずいぶんマシだと思う。しばらくこれで使ってみることにする。
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