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こんな夢を見た「傷害事件」

夢を見た。

舞台はどこかのビルの中らしい。 窓に近寄って外を眺めたりはしていないが、窓の外には何も見えなかったので、高い階なのだろうと思う。 部屋の中では無く、廊下というには広い空間だった。 小規模なロビーといった感じである。

その場所にはふたりの人物がいた。 ひとりは老人。 髪が真っ白だ。 白いカッターシャツを着ていて、黒いズボンを赤いサスペンダーで留めていた。 太り気味で穏かな人物に見えた。 もうひとりは少女。 フリルのついた赤いワンピースを着ていた。 ウェーブのかかった髪が背中の中程まで伸びていた。 太いフレームのメガネが不釣合いだった。

老人は床に倒れていて、腹にはナイフが刺さっていた。 白いシャツは真赤に染まっていた。 少女は老人のすぐそばにしゃがんで泣きじゃくっていた。 老人はそんな状況の中で少女をなだめるようなことを言っているようだった。 何故か少女は老人に背を向けていた。

少女は泣きやむと立ち上がりながらニヤリとした。 まるで「計画通り」とでも言うかのように。 立ち上がると思っていたよりも背は高く、少女とは言えない年齢かもしれないと思った。

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