心に冒険を

ドラゴンクエストとか、ファイナルファンタジーとか、そういったいわゆる RPG ってジャンルがありますよね。 基本的に主人公らは冒険するわけです。 なんか宿命を背負ってたり、危険に巻き込まれたり、その途中でお宝を探してみたり、最後は世界を救ってみたり。 壮大すぎるだろ。 常識的に考えて。

もっと小さくて面白い冒険もあると思うんですよ。 子供の頃には探検と称して近所の廃屋に入り込んだりしたでしょう。 さすがに今は分別のある大人なのでそういうことはしませんけど、そんな感じの小さなワクワクすることって身近にあると思うんです。 例えば何十年と過ごした町でも1時間も歩けば今まで通ったことのない道のひとつやふたつは見付かって、これはどこへ繋っているんだろうとかいうのはちょっとワクワクしませんか? 道端に由来の不明なオブジェを発見したりすると楽しいでしょう。 田舎だとおっちゃんが飴をくれたりします。

プレイステーション用のゲームソフト「夕闇通り探検隊」はそういう感じが上手く表現されてて好きですね。 日常の象徴として学校・放課後・プライベートタイムのサイクルを回しながら間でミステリーっぽい事件や霊妙な現象を狭んでいく演出はワクワクします。 ウェブで調べたらクソゲーという評価の方が多いみたいですし、ゲームとして見たらちょっと微妙かなーとも思うんですけど、雰囲気がなんか良い感じなんです。

夕闇通り探検隊

夕闇通り探検隊

まぁ、ちょっとした非日常って結構あるんじゃね? という話。

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