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Haskell で TL/1 構文解析器を書いた

古いプログラミング言語 TL/1 の構文解析器を Haskell で書いてみた。

https://github.com/SaitoAtsushi/TL1hs

以前に Scheme で書いた TL/1 から C への変換器は仕様が曖昧なところを寛容な方向に解釈して実装したが、今回は自然に考えて、あるいは自然に実装するとこうなるという感覚を優先した。 TL/1 が実際に使われていた当時の処理系に近い解釈になっていると思う。 (貧弱な演算資源しかない環境では先読みが少なくなるように設計されていたに違いないと決め付けている。)

しかし、意図的に変えている箇所もある。 TL/1 の変数の大きさは 1 バイトであるが、その範囲で扱えないはずの大きな数値リテラルを許容するといった挙動にしている。 変数の大きさを 2 バイト以上に拡張した処理系にすることを考えているので構文解析の段階では大きさの判断をせず、もしエラーにするにしても後の工程にまかせるという意図だ。

既存の処理系、そして既存の処理系が動作する環境を私は持っていないので実際に動作を確かめて合わせるということも出来ない。 いくつかある TL/1 はそれぞれかなり違う部分もあるようなので、私のこれもそうした変種のひとつと考えて昔の処理系に対する再現性には期待すべきではないことには留意して欲しい。

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