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響き

言葉というものについて、その意味を忘れて響きだけを感じたときに全く別の印象を持つことがある。 まるで外国の言葉のようにも感じられたりする。 たとえば2ちゃんねるの「ドイツっぽく便意を伝えたい」というスレッドで「フンバルトデルベン」というネタが高評価であった。 確かにドイツ語らしい響きを感じる。

私が常々ドイツ語らしい響きのある言葉だと思っているのは「立憲君主」だ。 カタカナでリッケンクンシュと書くとドイツを感じる。 首脳会議をシュノー会議と書くとシュノーという地名がフランスあたりにありそうな気持ちになる。 古民家などはロシア風に感じる。 おそらくはトロイカの響きと似ているからだろう。

逆に外国で日本らしい響きと感じられる音もあるようだ。 外国の (外国語の) 小説に登場する日本人の名前が実際にはとてもありそうにない、しかし響きは日本風であるという事例をいくつか見たことがある。 まあ日本語の場合はわかりやすいだろう。 基本の音は常に子音と母音が合わさっていて、拗音や促音が少し混ざる感じだ。 要は母音がいっぱい入っていれば日本語風になる。 (実際には母音がかなり弱く発音される場合もあるが。)

特に外国語に詳しいわけでもないのにそういう印象が生じてしまうのは面白い現象だと思う。

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