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字面と意味と

私はラテン文字の単語を文章中に書くのが好きではない。 不自然でない程度に伝統的な日本語の単語に置き換えれないか考えるし、それが出来ないならカタカナ語で書く。 とはいっても固有名詞はそのまま書くこともあるし、プログラミングの話題も多いので具体的な字面に意味がある言葉はそのまま書くしかない。 たとえば Scheme の syntax-rules という構文のことをシンタックス・ルールなんて書かないし、もちろん構文規則という言葉に置き換えることもない。

さて、私はこの考え方に基いて Scheme で手続き (関数) を生成する式という概念をいうときは「ラムダ式」と書き、具体的に lambda という構文を用いて書かれている式のことは「lambda 式」と書いたりする。 Scheme という言語の中ではそれは実質的に同じことを指しているのだから区別する意味などないのかもしれないが、私なりの美学だ。

私は日本人 (更に言えば英語を不得意としている) であるから、日本語に置き換えるときに字面と意味とを区別して考えているが、英語をよく理解して英語の文章で読み書きしている場合にはこの区別は曖昧になりそうだということをふと思った。 (Scheme の仕様書では字面に意味がある言葉は等幅書体で書かれているので区別はされている。)

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