マウスの部品が剥がれる

私がパソコンに繋いで使っているマウスは iBUFFALO というブランドで出ている BSMOUK01WH だ。 値段が安く、軽いので気に入っている。 近頃は無線式のマウスもそんなに高価なものではないが、無線式だとどうしても電池の重さが避けられないので有線式のものを私は好んで使っている。

さて、そんなお気に入りのマウスなのだけれど、側面のゴムの部品が剥れやすいのだ。 接着剤が溢れてベタベタと手に付くと同時に、接着されている部品がずれてくる。 いっそ粘着力が無くなるのならば良いのだが、いつまでもベタベタ、ヌトヌトとするのだ。

そこで私は貼りなおすことにした。 元の接着剤を丁寧に除去した上で、木工用ボンドを接着面全体に塗り、ギュッと押し付けてから、溢れたボンドを拭き取って数時間も置くと完全に定着して、そう簡単には剥れそうもない。

元々の接着剤は、ある種の両面テープのようなものだったのでおそらく製造工程における作業性は良いのだろう。

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死語としての「シャッター」

「シャッターをきる」という用語は理解できる。 今ではデジタルカメラが主流なのでシャッターという機構を持っていないが、慣用句として写真を撮るという意味で使われるのはわかる。

だが、シャッターをきるボタンを遠隔操作する装置を「リモートシャッター」と呼んだりするのはさすがに回りくど過ぎないだろうか?

写真関連で言うところの「シャッター」は経緯を知らないと意味不明の用語のひとつだと思うのだ。

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文化中立

近頃は Unicode にたくさんの絵文字がある。 原則としては文化中立である (例えば顔文字が特定の人種であったりするのは好ましくない) とされているが、各国からの提案には文化依存な要素があるものもある。

例えば日本からの提案で Unicode に入った門松(かどまつ)の絵文字だ。 Unicode の規格では門松の絵文字に Pine decoration という名前が付いている。

しかし、門松が表そうとするのは「正月の飾り」であり、そのために松を使うのは方法のひとつにすぎない。 かといって「正月の飾り」と言ってしまうと門松としての情報が消えてしまう。

なるべくそうするという指針としての文化中立という姿勢を否定はしないが、どうせ文化的文脈を抜きにしては意味がわからない絵文字はあるのだから、あまり気張って文化中立を目指しても仕方がないという気がしている。

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左辺

プログラミング言語 SchemeLISP 系言語の一種である。 代入を行う構文も他の構文と同様に括弧を用いた形式である。 例えば (set! foo 1) といったように書く。

さて、 Scheme の規格である R6RS を読んでいて気づいたのだが、このときの foo の場所を left-hand side (日本語ではだいたい「左辺」と訳される) と呼んでいるのだ。

構文の名前である set! よりは右に現れるので左辺というのはいささか奇妙な印象を受ける。

この用語が出現するのは set! についてと let 系構文の束縛部についてだけのようなので、これらについてだけは特別扱いなのだろうか。 数学用語の延長なのかもしれない。

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Wiki 記法

Wiki 記法は様々なものがあるが、書きたいものを短くマークアップできるようにするということが重要な目的であり、万能性を求めたあげくに複雑怪奇になってしまうようなら本末転倒だと思う。 充分に高い表現力が欲しいなら HTML で書けばよい。

とはいうものの、分野ごとに様々な記法が乱立するというのもそれはそれでつらいので、 Markdown (またはそれを基礎にして拡張した記法) が手頃なものとして重宝(ちょうほう)されるのもわかることではあるのだ。

だが、既存の Wiki 記法を見るかぎりどれもこれもパースしづらく、自分が作るプログラムでそれらの記法を採用するのは躊躇(ためら)う。

パースのしやすさと書き(やす)さを上手く両立できるような記法について考えている。

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こんな夢をみた「村上旅館」

こんな夢を見た。

子供の頃に遊び場にしていた廃墟の近くを通りかかると、廃墟に村上旅館という看板が付いていることに気づいた。

これだけの夢なのだが、私は実際にはそんな廃墟で遊んだことは無い。 夢の中で廃墟があった場所は、現実には、私の知る限りずっと田んぼである。

レンタルビデオショップ大手の「ゲオ」で以前にクーポンを貰った。 使う機会がないまま放置していたのであるが、あらためて見るとサービスの実施期間として年を書いていないことに気付いた。 月日と曜日だけによる記載なのである。

具体的には 1/1 SUN ▶ 1/31 TUE といったように記載されている。 クーポンを受取った日のことを考えると常識的には 2017 年の 1 月のことだというのはわかるのだが、当然ながらおおよそ 7 年毎に同じ曜日が巡ってくる。 たとえば 2023 年の 1 月の曜日もこの記載内容に当て嵌ってしまうのだ。

法的には機械的に発行されるクーポンは契約の一種とは見做されず、店側が応じなければそれ以上の要求はできないということのようだが、火種になりかねない要素だと思う。

日付を書くときは年も入れるに越したことはない。

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