2013-09-12から1日間の記事一覧

TL/1 の変なところ (WRITE 文)

プログラミング言語 TL/1 においては出力は WRITE 文によって行う。今更だがプログラミング言語入門の伝統に則って hello, world を表示するプログラムを示すことで WRITE 文の使用例としよう。 BEGIN WRITE(0: "hello, world", CRLF) ENDここで WRITE 文の…

TL/1 の変なところ (空白文字)

プログラミング言語 TL/1 では空白文字として扱われる文字は以下の通りだ。 ASCII コードが 1F 以下の文字 (制御文字) スペース ピリオド セミコロン 制御文字はともかくとして、ピリオドやセミコロンが空白扱いというのは珍しいのではないだろうか。 どうし…

TL/1 の変なところ (キャリー付き加減算)

前回はプログラミング言語 TL/1 の変数は 1 バイトの幅しかないということを説明した。1 バイトというと 0〜255 までの 256 種類の値しか表現できないわけで、その範囲内でプログラミングするのは大変なのだが、それを補うかのようにキャリー付き加減算の演…