「ガンスリンガー・ガール」の第5巻を読んだ。今までは義体をもった少女と担当官の感情の描写に重点が置かれていたが、テロリスト側に視点が移動して彼らの心情が描かれた。どちらの立場にも負けられない理由を与えることでピノッキオとトリエラの対決がドラマティックになっている。「何しろ正義ってのはあちこちに転がっているものだから…」と言うレオナルドの台詞がこの巻の展開を象徴しているように思う。
- 作者: 相田裕
- 出版社/メーカー: 角川GP(アスキー・メディアワークス)
- 発売日: 2005/05/27
- メディア: コミック
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