100冊

潮社、角川、集英社の3社が夏に行なう文庫フェア「夏の100冊」が始まっている。だが、今年はそれとは別の100冊がある。「長門有希の100冊」である。ライトノベル涼宮ハルヒの憂鬱」シリーズの登場人物である長門有希が作中で読んでいた本を含むセレクションとなっている。(1冊は実在しない本があるので実質的には99冊だが。もしかして、この1冊は後々に本編に絡んできたりするのかも?)
小説では具体的なタイトルまでは述べられておらず、表紙の雰囲気の描写がある程度だが、アニメでは大体がどの本か特定できるらしい。それが確実に原作の描写と一致するとのことなので、原作の時点で何の本を読んでいるのか設定されていたのだろう。えらく凝ったことしてると思う。しかし、更にそれを検証しているマニアはアニメの描写に対し、「その本にハードカバー版はない」だの「その本は2段組ではない」だのといった指摘をしている。全く恐れいる。DVD版では修正されるのではないかという噂もあるがさすがにそれは噂だけだろう。(しかし、京都アニメーションならやりかねないとも思う。)
で、この100冊の内で私が読んだことがあるのは3冊だけだった。さすがに100冊全部を読むつもりはないが、参考にさせてもらうことにする。古本屋の割引ポイントが溜まってて6000円分くらいはあるので、文庫の中古なら何十冊も買える。こういうのは一気に使うのが醍醐味だと思うわけで。
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