コミック「ZERO」がようやく完結。
あらすじ。事故で核爆発が起きて壊滅状態になりアメリカが暫定統治している日本が舞台。この事故は実はアメリカと中国が共謀して仕組んだことなのだが、中国側の主謀者である伐元明はアメリカを裏切って別の企てをもっている。前世の夢を見ることができるドラッグZEROで見た事故前の情報を頼りに企てを阻止しようとする主人公達の活躍を描く。
前世と現世の人間関係を巧みに利用したストーリー構成でパズルの様に少しづつ真相を明らかにしていく様は私の好みだ。ただ、複雑な流れの表現の仕方にわかりにくいところがある。平均すると、年に一冊かそこらの刊行ペースなので、キャラの細かい心情の流れが表現されていても後の展開までにその印象が薄れてしまうという事情もある。通しで読むとまた違った印象があるかもしれない。
そんなことよりZEROが終ったおかげで同作者の「っポイ」の連載が再開されるってことの方が嬉しい私は間違ってるだろうか。
- 作者: やまざき貴子
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2006/10/05
- メディア: コミック
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