2005-04-05 涼宮ハルヒの動揺 谷川流のライトノベル「涼宮ハルヒの動揺」を読んだ。いままでの長編の間を埋める体裁になっている。あまりハルヒは活躍しない。見所は少ないが、これからの展開の伏線になるっぽい。 ところで、以前にどこで見たか忘れたが、リアリティとは一貫性であるという説を見たことがある。一貫性のある設定であればファンタジーでもちゃんとリアリティが感じられる。ところが、涼宮ハルヒシリーズではなんでもありということを一貫して説明する原理を提示している。これは実に上手いアイデアだと思った。