死体と尊厳

死体は生ゴミだと思っている。 それに価値が生まれるなら結構なことだ。 臓器移植にどんどん使えば良い。 私自身についても、焼却処分されるくらいなら使えばいい。 (脳死の場合については若干の忌避感はあるが…)
自分の死後のことまで権利を主張するのは馬鹿げてる。 素直に明け渡した上で、遺族の判断に委ねればいい。 私の死体に何か思うところがあるなら遺族が扱いを決めるだろう。
死者よりも生きている人の方が圧倒的に重要だ。 死者の尊厳なんて言葉が出てくるときは、実際には遺族に対する配慮であることが多いと考えている。
それに、自分の死体は自分だろうかと考えてみると、とてもそうとは思えない。 こうやって書いている文章の方が死体なんかよりずっと「私」だ。 もしも、私という存在を尊重しようとするなら、死体の優先順位はずっと下の方でいい。
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