最近ではどうだか知らないが、Unixでは各ソフトウェアが小さく、シンプルであることが好まれる。小さいソフトウェアをシェルスクリプトでつなぎ合わせてどうとでも出来るし、それぞれが独立しているのでマルチプロセス環境での並列度を上げやすいという利点もある。開発のしやすさという意味でもできるだけ単機能に分割するというのは有効だ。モジュールごとに小さく分けるのはどんな開発環境であっても共通する作法だろう。小さいものを組み合わせるというのはUnixを象徴する思想だと思う。
ではWindowsを象徴するのはなんだろうかと考えたときには「安易」ということが思い浮かぶ。何もかも安易に使えるのだ。そして更にWindowsをよく表している面白い文章を見つけた。(出典 http://unattended.sourceforge.net/)
The two basic principles of Windows system administration:
- For minor problems, reboot
- For major problems, reinstall
ある意味ではそれもシンプルで解りやすい。なんのかんのと言いつつもOSに関してはWindows至上主義な私なわけであるが。