ニブシ

私の地元 (香川県観音寺市) では不動産屋のことをニブシというのだと父から聞いた。

とりあえずウェブ検索で調べてみたところ、方言を紹介したページでニブシという語は取り上げられているものの由来は書かれていない。

父の不確かな記憶によると売買したときの手数料の取り分が二分(にぶ)だからだったような気がするのだという。 つまりニブシを漢字で書くと二分師 (または二分士) ということなのだろう。

地域の情報というのは思ったよりもインターネット上には流れていない。 ささいなことだがここに書きとめておくことにした。

追記

土地の取引(とりひき)について明るい人に尋ねたところ、売買額の 2% ずつを売主と買主から手数料として徴収する (合計 4%) という習慣があったということに由来するそうだ。

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