Rust 入門してみた

プログラミング言語 Rust に興味が出ている。 公式の入門書の日本語訳が無料で読めるので基本的なことを理解するだけならそれほどハードルは高くない。

私はとりあえず練習として簡単なプログラムをひとつ完成させただけでまだまだ Rust を使い込んでいるわけではないのだが、 Rust はとても良いプログラミング言語だというのが現時点での感想だ。

私は以前に Haskell の入門書をいくつか読んでその型システムとても有用なものだと思ったものの、色々と不満があって普段使いするほどにはならなかった。

  • Haskell は静的な型検査をしっかりやっているのにメモリの管理は GC なの? (完全とは言えなくてもメモリ解放のタイミングをある程度はコンパイル時にわからないものか?)
  • Haskell は ML 系を踏襲した文法なので、 慣れの問題ではあるが C や C++ に慣れた身からするとどうにも使いづらさがある。
  • Haskell だけでは低レイヤを扱い難い。 結局は C (など) の助けが要る。

Rust ではこれらの不満が解消されつつ型システムはかなり似ているので私の好みに合うプログラミング言語だと思う。

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