香川県に財田川という川がある。 大川山あたりを水源として財田町の中央を通って海まで流れている。
渇水が起こりがちな香川県平野部にとっては重要な農業用水であることはその名前からも想像がつくだろう。
近隣の学校の校歌の歌詞に財田川を含むものは多い。 しかし公式にはサイタであるはずなのにどういうわけか歌詞の中ではタカラダと呼ばれている事例が頻繁にみられるのである。
調べてみたところタカラダというのは古称であるらしい。 明治時代終盤頃にはすでにサイタが公式名称であったようだがおそらく地域のタカラであるという意識もあるのだろう。
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